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新規上場会社情報 | 日本取引所グループ

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(1)

 

新規上場申請のための有価証券報告書

(Ⅰの部)

 

   

(2)

目次

 

  頁

表紙  

第一部 企業情報 ……… 1

第1 企業の概況 ……… 1

1.主要な経営指標等の推移 ……… 2

2.沿革 ……… 5

3.事業の内容 ……… 6

4.関係会社の状況 ……… 9

5.従業員の状況 ……… 9

第2 事業の状況 ……… 10

1.業績等の概要 ……… 10

2.生産、受注及び販売の状況 ……… 12

3.対処すべき課題 ……… 12

4.事業等のリスク ……… 14

5.経営上の重要な契約等 ……… 16

6.研究開発活動 ……… 16

7.財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 ……… 16

第3 設備の状況 ……… 22

1.設備投資等の概要 ……… 22

2.主要な設備の状況 ……… 22

3.設備の新設、除却等の計画 ……… 23

第4 提出会社の状況 ……… 24

1.株式等の状況 ……… 24

2.自己株式の取得等の状況 ……… 34

3.配当政策 ……… 34

4.株価の推移 ……… 34

5.役員の状況 ……… 35

6.コーポレート・ガバナンスの状況等 ……… 37

第5 経理の状況 ……… 43

1.財務諸表等 ……… 44

(1)財務諸表 ……… 44

(2)主な資産及び負債の内容 ……… 78

(3)その他 ……… 78

第6 提出会社の株式事務の概要 ……… 79

第7 提出会社の参考情報 ……… 80

1.提出会社の親会社等の情報 ……… 80

2.その他の参考情報 ……… 80

第二部 提出会社の保証会社等の情報 ……… 81

第三部 特別情報 ……… 82

第1 連動子会社の最近の財務諸表 ……… 82  

(3)

 

  頁

第四部 株式公開情報 ……… 83

第1 特別利害関係者等の株式等の移動状況 ……… 83

第2 第三者割当等の概況 ……… 86

1.第三者割当等による株式等の発行の内容 ……… 86

2.取得者の概況 ……… 86

3.取得者の株式等の移動状況 ……… 86

第3 株主の状況 ……… 87

[監査報告書]  

 

(4)

【表紙】

 

【提出書類】 新規上場申請のための有価証券報告書(Ⅰの部)

【提出先】 株式会社東京証券取引所 代表取締役社長 宮原 幸一郎 殿

【提出日】 平成29年9月26日

【会社名】 株式会社Casa

【英訳名】 Casa Inc.

【代表者の役職氏名】 代表取締役社長 宮地 正剛

【本店の所在の場所】 東京都新宿区西新宿二丁目6番1号

【電話番号】 03-5339-1143(代表)

【事務連絡者氏名】 取締役経営管理部長 堀内 宣治

【最寄りの連絡場所】 東京都新宿区西新宿二丁目6番1号

【電話番号】 03-5339-1143(代表)

【事務連絡者氏名】 取締役経営管理部長 堀内 宣治

 

(5)

第一部【企業情報】

第1【企業の概況】

(はじめに)

株式会社Casa(以下、「㈱Casa」といいます。)は、平成25年8月27日にシー・フォー・ワン・ホールディングス株式 会社(以下、「C41H㈱」といいます。)として設立されました。平成25年9月30日に、C41H㈱は、平成20年10月9日 に設立された株式会社Casa(以下、「旧㈱Casa」といいます。)を完全子会社化し、平成26年2月1日に吸収合併すると 同時に商号を「株式会社Casa」に変更して現在に至っております。

なお、旧㈱Casaは、平成20年9月に破産手続開始の決定を受けた株式会社リプラス(以下、「㈱リプラス」といいま す。)から家賃債務保証事業を譲り受けるために平成20年10月9日にレントゴー保証株式会社(以下、「レントゴー保証

㈱」といいます。)として設立されました。その後、平成22年12月に「株式会社Casa」に商号変更しております。 上記の変遷を図示いたしますと、次のようになります。

 

 

本書に関しましては、㈱Casaが、旧㈱Casaの業務を主たる業務として継続して行っているため、一連の継続企業として 記載しております。また、必要に応じて、㈱Casa、旧㈱Casaの表記を分けて記載をしております。

 

(6)

1【主要な経営指標等の推移】

回次 第1期 第2期 第3期 第4期

決算年月 平成26年1月 平成27年1月 平成28年1月 平成29年1月 売上高 (千円) - 6,389,755 7,139,646 8,022,013 経常利益又は経常損失(△) (千円) △193,706 1,615,066 1,700,830 1,263,094 当期純利益又は当期純損失(△) (千円) △194,102 1,219,993 875,032 632,522

持分法を適用した場合の投資利益 (千円) - - - -

資本金 (千円) 1,300,000 1,300,000 1,300,000 1,300,000 発行済株式総数 (株) 52,000 52,000 52,000 52,000 純資産額 (千円) 2,408,153 3,628,147 4,503,179 5,135,702 総資産額 (千円) 7,031,699 10,262,334 11,083,683 10,912,072 1株当たり純資産額 (円) 46,267.27 69,728.69 865.56 987.20 1株当たり配当額

(円)

- - - -

(うち1株当たり中間配当額) (-) (-) (-) (-)

1株当たり当期純利益金額又は1 株当たり当期純損失金額(△)

(円) △4,583.44 23,461.42 168.28 121.64 潜在株式調整後1株当たり当期純

利益金額

(円) - - - -

自己資本比率 (%) 34.2 35.3 40.6 47.0

自己資本利益率 (%) - 40.5 21.5 13.1

株価収益率 (倍) - - - -

配当性向 (%) - - - -

営業活動によるキャッシュ・フロ ー

(千円) - - 1,226,234 88,195 投資活動によるキャッシュ・フロ

(千円) - - △161,588 △182,326 財務活動によるキャッシュ・フロ

(千円) - - △831,728 △441,652 現金及び現金同等物の期末残高 (千円) - - 2,047,788 1,512,004 従業員数

(人)

- 311 315 323

(外、平均臨時雇用者数) (-) (77) (84) (84)

(注)1.当社は、第1期を除き連結財務諸表を作成しておりませんので、連結会計年度に係る主要な経営指標等の推 移については記載しておりません。

2.当社は、平成25年8月27日にC41H㈱として設立されたため、第1期の会計期間は平成25年8月27日から平 成26年1月31日までとなっております。なお、平成26年2月1日を効力発生日として旧㈱Casaを吸収合併し、 同日付で㈱Casaに商号変更しております。

3.第1期の経営指標等は、旧㈱Casaとの合併前のため、旧㈱Casaを含まないものとなっています。 4.売上高には、消費税等は含まれておりません。

5.持分法を適用した場合の投資利益については、関連会社を有していないため記載しておりません。 6.潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額については、潜在株式は存在するものの、当社株式は非上場であ

るため期中平均株価を把握できませんので記載しておりません。

7.第1期の自己資本利益率については、当期純損失であるため、記載しておりません。 8.株価収益率については、当社株式が非上場であるため、記載しておりません。

9.1株当たり配当額及び配当性向については、配当を行っていないため、記載しておりません。

(7)

10.第1期及び第2期については、キャッシュ・フロー計算書を作成しておりませんので、キャッシュ・フロー に係る各項目については記載しておりません。

11.第3期及び第4期の財務諸表については、株式会社東京証券取引所の「有価証券上場規程」第204条第6項 の規定に基づき、有限責任監査法人トーマツの監査を受けております。

なお、第1期及び第2期については、「会社計算規則」(平成18年法務省令第13号)の規定に基づき算出し た各数値を記載しており、有限責任監査法人トーマツの監査を受けておりません。

12.当社は、平成29年8月23日開催の取締役会決議に基づき、平成29年9月12日付で普通株式1株につき100株 の株式分割を行っておりますが、第3期の期首に当該株式分割が行われたと仮定し、1株当たり純資産額及び 1株当たり当期純利益金額を算定しております。

13.当社は、平成29年9月12日付で普通株式1株につき100株の株式分割を行っております。

そこで、東京証券取引所自主規制法人(現 日本取引所自主規制法人)の引受担当者宛通知「『新規上場申 請のための有価証券報告書(Ⅰの部)』の作成上の留意点について」(平成24年8月21日付東証上審第133 号)に基づき、第1期の期首に当該株式分割が行われたと仮定して算出した場合の1株当たり指標の推移を参 考までに掲げると、以下のとおりとなります。

なお、第1期及び第2期の数値(1株当たり配当額についてはすべての数値)については、有限責任監査法 人トーマツの監査を受けておりません。

  第1期 第2期 第3期 第4期

  平成26年1月 平成27年1月 平成28年1月 平成29年1月 1株当たり純資産額 (円) 462.67 697.29 865.56 987.20 1株当たり当期純利益金額又は1

株当たり当期純損失金額(△)

(円) △45.83 234.61 168.28 121.64 潜在株式調整後1株当たり当期純

利益金額

(円) - - - -

1株当たり配当額

(円)

- - - -

(うち1株当たり中間配当額) (-) (-) (-) (-)

 

(8)

(参考)旧㈱Casaの経営指標等

当社は平成26年2月1日に旧㈱Casaを吸収合併致しました。合併後の当社は、旧㈱Casaの業務を主たる業務として 継続して行っているため、参考として旧㈱Casaの経営指標を記載します。

回次

旧㈱Casa 第4期

旧㈱Casa 第5期

旧㈱Casa 第6期

決算年月 平成24年1月 平成25年1月 平成26年1月

売上高 (千円) 5,154,486 5,263,658 5,963,047 経常利益 (千円) 1,290,340 1,370,527 1,985,825

当期純利益 (千円) 426,365 820,904 1,194,796

持分法を適用した場合の投資利益 (千円) - - -

資本金 (千円) 775,025 775,025 775,025

発行済株式総数 (株) 31,000 31,000 31,000

純資産額 (千円) 1,331,959 1,211,105 2,137,521 総資産額 (千円) 2,971,463 5,278,606 6,296,464 1株当たり純資産額 (円) 74,183.19 67,452.29 119,048.84 1株当たり配当額

(うち1株当たり中間配当額)

(円)

(-)

(-)

(-) 1株当たり当期純利益金額 (円) 17,022.10 45,720.13 66,543.97 潜在株式調整後1株当たり

当期純利益金額

(円) - - -

自己資本比率 (%) 44.8 22.9 33.9

自己資本利益率 (%) 32.9 64.6 71.4

株価収益率 (倍) - - -

配当性向 (%) - - -

営業活動によるキャッシュ・フロー(千円) 966,688 1,793,227 1,098,001 投資活動によるキャッシュ・フロー(千円) 452,687 △315,008 △1,629,979 財務活動によるキャッシュ・フロー(千円) △941,549 △281,000 △503,500 現金及び現金同等物の期末残高 (千円) 771,685 2,106,083 1,070,605 従業員数

(外、平均臨時雇用者数)

(人)

284

(65)

302

(74)

300

(76)

(注)1.当社は連結財務諸表を作成しておりませんので、連結会計年度に係る主要な経営指標等の推移については記 載しておりません。

2.売上高には、消費税等は含まれておりません。

3.持分法を適用した場合の投資利益については、関連会社を有していないため、記載しておりません。 4.潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額については、潜在株式が存在しないため、記載しておりません。 5.株価収益率については、旧㈱Casa株式が非上場であるため、記載しておりません。

6.1株当たり配当額及び配当性向については、配当を行っていないため、記載しておりません。

7.第4期、第5期及び第6期については、「会社計算規則」(平成18年法務省令第13号)に基づき算出してお り、株式会社東京証券取引所の「有価証券上場規程」第204条第6項の規定に基づいた監査は受けておりませ ん。

 

(9)

2【沿革】

当社の前身である旧㈱Casaは、平成14年9月に設立され平成20年9月に経営破綻した㈱リプラス(当時東証マザー ズ上場)の事業の中でも市場ニーズが強く、成長分野である家賃債務保証事業のみを承継するため、平成20年10月に レントゴー保証㈱として設立されました。その後、平成22年12月に「株式会社Casa」へ商号を変更いたしました。

旧㈱Casaは、当初DRCキャピタル㈱が運用するファンドが筆頭株主であった㈱デジタルチェック(現ペイデザイ ン㈱)が株主となり設立されましたが、その後、DRCキャピタル㈱が運用するファンドが全株式を取得しました。 旧㈱Casaは、「住」の確保に貢献することを会社の使命と位置付け、家賃債務保証事業に専心してまいりました。 そうした状況のもと、より迅速で機動力のある経営を図り、家賃債務保証事業のより一層の成長のため、経営陣に よるMBO(マネジメント・バイアウト)を実行するに至りました。

このMBOは、アント・キャピタル・パートナーズ株式会社(以下、「アント・キャピタル・パートナーズ㈱」とい います。)が運用するアント・カタライザー4号投資事業有限責任組合及びCatalyzer Partners IV GP, Ltd.が運用 する Catalyzer Partners IV, L.P.をスポンサーとして実行されました。当社は、C41H㈱として平成25年8月に MBOを目的として設立され、旧㈱Casaを平成25年9月30日に完全子会社としたうえで、平成26年2月1日付で旧㈱ Casaを吸収合併し、同時に商号を「シー・フォー・ワン・ホールディングス株式会社」から「株式会社Casa」に変更 しました。

合併後の当社は、旧㈱Casaの業務を主たる業務として行っているため、当社の沿革とともに旧㈱Casaの沿革を記載 します。

 

当社の沿革

年 月 概 要

平成25年8月 シー・フォー・ワン・ホールディングス株式会社(資本金25千円)として、東京都千代田区丸の内に設立 平成25年9月 旧㈱Casaの全株式を取得

平成26年2月 当社を存続会社として旧㈱Casaを吸収合併し、同時に商号を「株式会社Casa」に変更 平成26年10月 一般社団法人ハトマーク支援機構と業務提携

平成27年6月 家賃の集金代行と家賃債務保証がセットになった事前立替型保証商品「Casaダイレクト」の提供を開始 平成28年4月 賃貸人(家主)に家賃を直接送金する「家主ダイレクト」の提供を開始

平成28年6月

不動産管理会社を利用しない家主(以下「自主管理家主」という。)に対する不動産管理支援サービスシステムの 特許出願

平成28年7月

自主管理家主マーケット向けシステムの開発のため株式会社まちこえ(現パレットクラウド株式会社)と業務・資 本提携

平成29年5月

生活シーンにおける入居者向け優待特典・情報の契約者限定サービスを拡充・リニューアルした「入居者カフェ」 を開始

平成29年5月

「入居者募集」「家賃管理」「リフォーム」サービスを提供し、不動産オーナーをサポートする不動産管理支援サ ービスシステムの「大家カフェ」をリリース

平成29年7月

空室募集に関する仲介会社との煩雑な業務を仲介ネットワークを活用して管理会社向けに入居促進支援を行う

「Casaリーシングセンター」のサービス提供開始 旧㈱Casaの沿革

年 月 概 要

平成20年10月 レントゴー保証株式会社(資本金50千円)として、東京都新宿区百人町に設立 平成20年12月 本社を東京都新宿区西新宿に移転

平成21年2月 株式会社HDAの株式を取得し子会社化

平成21年2月 日本保証システム株式会社の株式を取得し子会社化 平成21年10月 株式会社ティーシップの株式を取得し子会社化

平成22年12月 商号をレントゴー保証株式会社から「株式会社Casa」に変更 平成24年1月 日本保証システム株式会社を吸収合併

平成24年7月 株式会社ティーシップを吸収合併 平成24年10月 プライバシーマーク取得 平成24年11月 株式会社HDAを吸収合併 平成26年1月 リコーリース株式会社と業務提携

平成26年1月 株式会社リロ・フィナンシャル・ソリューションズと業務提携 平成26年2月 吸収合併により消滅

 

(10)

3【事業の内容】

当社の社名であるCasaはラテン語で「住まい」を意味しており、人間の最も基本的なニーズである衣・食・住のう ち、「住」の確保に貢献することを会社の使命とし、家賃債務保証事業を営んでいます。

家賃債務保証事業が展開される日本の賃貸不動産市場においては、賃貸人が賃借人の家賃滞納リスクを避けたいと いう考えから連帯保証人による保証を前提として賃貸借契約が取り交わされております。しかしながら、少子化、高 齢化、核家族化、晩婚化等の社会情勢の変化により、連帯保証人がいない賃借人や、連帯保証を第三者に依頼したく ない賃借人が増加しており、当社のような法人による連帯保証のニーズが高まっております。

また、空室は年々増加しており、不動産管理会社等や賃貸人は、入居を促進するために家賃等の債務の保証金とし ての敷金を減額するなど、賃借人の初期費用負担の軽減を図っております。賃貸人は賃借人が賃貸借契約を解約した 時点で未回収の家賃、修繕費用その他の債権を敷金から相殺しますが、敷金の減額により貸し倒れリスクが高まるた め、家賃債務保証サービスへのニーズの拡大につながっております。

当社は、これらのニーズに応えるために賃借人の家賃滞納リスクを保証する家賃債務保証サービスを提供しており、 本サービスによって、賃借人は賃貸借契約を円滑に行うことができ、賃貸人は賃借人の家賃滞納リスクの低減による 安定的な賃貸経営を行うことが可能となります。

当社の事業は、「家賃債務保証事業」のみの単一セグメントにより構成されており、入居者(以下、「賃借人」と いいます。)から賃貸住宅等の賃貸借契約に関して家賃債務保証を引き受け、賃貸人に対して家賃債務の連帯保証サ ービスを行い、賃借人から入居時に受け取る初回保証委託料と、入居後一年ごとに受け取る年間保証委託料の2つの 収益を確保するビジネスモデルです。

 

以下に当社が営んでいる家賃債務保証事業の内容等について記載いたします。  

(当社の家賃債務保証事業における業務の流れ) (1) 申込・審査・契約

賃貸物件への入居を希望する賃借予定者は、当社が代理店契約を締結している不動産管理会社等を通じて、当 社に保証委託申込みを行います。当社は保証委託申込みを受け、蓄積しているデータベースを活用し、賃借予定 者の性別・年齢・職業等の属性情報や賃借予定者が過去に取引実績がある場合は過去の家賃の支払状況などを基 に審査を行った上で、賃借予定者と保証委託契約を締結し、賃貸人と賃貸保証契約を締結します。保証料は、初 回保証料と年間保証料に分かれます。初回保証料は保証委託契約締結時に、年間保証料は、保証委託契約締結の 1年後より毎年受領します。

(2) 代位弁済

賃貸物件入居後に家賃の滞納が生じた場合には、賃貸人又は代理人(不動産管理会社等)より代位弁済請求を 受けた上で、賃借人に対し滞納家賃の督促を行います。代位弁済請求のあった月に回収できなかった家賃は当社 が補填し、回収できた他の賃借人の家賃とあわせて賃貸人に代位弁済します。

(3) 督促

滞納した家賃の督促については、コンプライアンスを第一に考えたうえで、約定通りの支払いができるように 支払い方法や収入に応じた分割返済の相談にも対応しております。

 

(家賃債務保証事業の事業系統図)  

(契約関係図)

 

(11)

(代位弁済の流れ)

(注)代位弁済請求が行われた後に、代位弁済期限までに賃借人から入金がある場合は、当社に入金頂いた上で、

「③代位弁済」において当該入金金額を合せて賃貸人又は代理店(不動産管理会社等)に支払います。  

(当社の家賃債務保証事業の特徴)

当社は、10ヶ所の事業拠点(東京、札幌、仙台、千葉、静岡、名古屋、大阪、岡山、高松、福岡)を設けており、 これらの事業拠点において、約20,000店舗(平成29年8月末現在)からなる6,910社の代理店を活用して、家賃債務 保証サービスの提供を全国的に展開しております。

また、与信審査については、前身の旧㈱Casa時代より蓄積してきた賃借人の属性、家賃支払状況等に係る約198万 件(平成29年8月末現在)の審査データベースを活用できることも特徴として挙げられます。この審査データベース を活用することで、受付段階の審査をシステム処理して審査時間を短縮することで、原則2時間以内での保証引受可 否の回答が可能となっています。

家賃保証の引受条件として、連帯保証人を置く同業他社が少なくない中、当社は連帯保証人を不要としており、連 帯保証人を確保する手間を要さず、速やかに審査を行うことで、スムーズに住まいを確保することが可能であると考 えております。

当社は、賃借人から保証委託契約により契約時に初回保証料を受領し、その後、継続する契約(以下「継続契約」 という。)者から、1年毎に年間保証料を受領する家賃債務保証契約を基本としています。家賃債務保証業界では、 初回保証料を主としているフロー型ビジネスの会社と、初回保証料に加え年間保証料も受領するストック型ビジネス の会社に分かれますが、当社は後者のフロー収入とストック収入の双方を得ているストック型ビジネスであり、安定 した収益基盤を確保しております。

当社では代理店である不動産管理会社や家主に「Casaダイレクト」や「家主ダイレクト」といった家賃債務保証商 品を提供しており、不動産管理会社や家主から家賃債務保証会社として当社を選択して頂くよう取り組んでいます。  

(1)「Casaダイレクト」

Casaダイレクトは、集金代行業務を行うリコーリース㈱と連携し平成27年6月から提供を開始した商品です。家賃 の集金代行と家賃保証がセットになった事前立替型保証であり、不動産管理会社は滞納報告が不要のため、家賃管理 業務の負担が軽減されることとなります。

 

(2)「家主ダイレクト」

家主ダイレクトは、リコーリース㈱と東京海上日動火災保険㈱と連携し、賃貸人(家主)に家賃を直接送金する商 品であり、平成28年4月から提供を開始しております。商品の基本設計は、Casaダイレクトと同様に事前立替型保証 商品となっている他、賃貸物件で孤独死等が発生した場合に備えた保険サービスを組み合わせた商品です。当社の基 本的商品及び他社の商品は、代理店を通じて家主と賃貸保証契約を締結しますが、「家主ダイレクト」は、家主と直 接契約締結が可能であり、これまでの不動産管理会社マーケット主体から未開拓の自主管理家主マーケットに事業を 展開する礎となる商品であると考えています。

家賃債務保証会社は、家主から賃貸住宅の管理等を受託している不動産管理会社等に対する営業を中心に行ってき ており、不動産管理会社を利用しない家主(以下、「自主管理家主」といいます。)に対して直接アプローチするこ とはほぼなかったことから、自主管理家主は家賃債務保証会社の利用よりも連帯保証人を求めることが多い状況であ ると考えております。当社では、この不動産管理会社が管理する物件に係る家賃債務保証の市場を不動産管理会社マ ーケット、自主管理家主の物件に係る家賃債務保証の市場を自主管理家主マーケットと位置付けており、これまで家

(12)

賃債務保証の利用があまり進んでいない自主管理家主マーケットの開拓に注力するため、「家主ダイレクト」の提供 を開始したものであります。

 

また、こうした家賃債務保証事業を補完する活動として以下のような事業を展開しています。  

(1) 入居者向け情報提供

当社はこれまで家賃債務保証サービスを通じて入居者の満足度向上を図ってまいりましたが、さらにサービス拡充 を目的として旅行、買い物、飲食、料理レシピ等の情報提供、及び割引サービスを提供する「入居者カフェ」のWeb サービスを平成29年5月から開始しています。

 

(2) 相談窓口

当社は、住人の住替えや家賃保証等に関して渋谷区、板橋区、仙台市等14の自治体からの支援依頼にも対応してお り、契約中の賃借人に限らず入居支援サービスを行っています。また、生活環境や収入状況の変化が起きた場合に は、家賃の支払方法の相談や農林水産省が食品ロス削減を図る一つの手段として活動を支援している「フードバン ク」を利用した食糧支援、就職の相談、必要に応じて収入に応じた賃貸物件への住み替え支援、住宅確保給付金や総 合支援資金貸付制度等の公的支援制度の案内等の提案を行い、約定通りの支払いができるように支援を行っていま す。

 

(3) 自主管理家主向け賃貸管理システム

当社は、自主管理家主向けのサービスとして、賃貸管理システムを開発するパレットクラウド㈱と連携して「大家 カフェ」を平成29年5月から開始しています。「大家カフェ」とは、自主管理家主向けに「空室対策」×「家賃決 済」×「リフォーム」をコンセプトにIT技術を活用して賃貸物件を管理できる不動産管理支援サービスシステムで す。現在は、不動産オーナーが抱える課題である「①入居者募集」「②家賃管理」「③リフォーム」を解決するため のサービスの提供をしています。それぞれの主なサービス内容は以下の通りとなります。

① 賃貸物件の物件概要や部屋の間取り図等情報が記載されている募集図面の作成や、当社の仲介ネットワークを 使った入居希望者の紹介支援、さらに補修物件周辺相場レポートや設備状況の提供等、空室対策を全面サポー トします。

② 家賃保証サービスに加え利用物件の家賃の入金明細レポートを提供し、家賃管理を可視化します。

③ 「選べるリフォーム」のコンセプトのもと家主自身で相見積もり、業者選定、修繕手配がネットで完結しま す。また、修繕工事の進捗状況は、施工写真付で随時レポートします。

 

(4) 不動産管理会社向け入居促進支援サービス

当社は、不動産管理会社や仲介会社の空室募集に関する業務に対し、当社の家賃債務保証サービスの利用を条件と して入居促進支援を行う「Casaリーシングセンター」を平成29年7月から開始しています。「Casaリーシングセンタ ー」のサービスは、人員不足等でお客様の対応ができなく機会損失に悩む不動産管理会社や仲介会社向けに、お客様 からの空室確認、内見案内等の業務の代行や休日の問合せ対応及び問合せ状況に関するレポート報告等を提供しま す。

 

(5) 仲介事業

「MAPA」とは、当社が運営する賃貸物件の物件検索サイトです。「MAPA」は、家賃や部屋の間取り図等の 基本情報に加え、当社独自のレポーターによる現地調査を踏まえた賃貸物件のレポート、近隣のショッピング、病 院、エンターテイメント施設等の情報を提供しています。

 

(13)

4【関係会社の状況】

該当事項はありません。  

5【従業員の状況】

(1)提出会社の状況

  平成29年8月31日現在

 

従業員数(人) 平均年齢(歳) 平均勤続年数(年) 平均年間給与(千円)

319(72) 41.8 6.3 5,369

(注)1.従業員数は就業人員数であり、執行役員及び休職者を含んでおりません。

2.臨時雇用者数(アルバイト、パートタイマー、人材会社からの派遣社員を含みます。)は、最近1年間の平 均人員を( )外数で記載しております。

3.平均勤続年数は、平成26年2月1日に当社との合併により消滅した旧㈱Casaにおける勤続年数を通算してお ります。

4.平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおりますが、臨時雇用者を含んでおりません。 5.当社は家賃債務保証事業の単一セグメントであるため、セグメントごとの記載はしておりません。  

(2)労働組合の状況

当社には労働組合は結成されておりませんが、労使関係は安定しております。  

(14)

第2【事業の状況】

1【業績等の概要】

(1)業績

第4期事業年度(自 平成28年2月1日 至 平成29年1月31日)

当事業年度におけるわが国経済は、政府の経済政策や金融政策等を背景に、企業収益や雇用情勢の改善がみられ るなど緩やかな回復基調が続きました。

住宅市場につきましては、政府による住宅取得の促進に向けた施策の効果等により平成28年2月から12月までの 新設住宅着工戸数は前年同期間対比6.9%増と持ち直しの傾向となりました。また、貸家着工戸数は平成27年11月 以降14ヶ月連続の増加となりました(国土交通省:平成28年12月分建築着工統計調査報告)。

当事業年度におきましては、家賃の集金代行と家賃保証がセットになった事前立替型保証商品「Casaダイレク ト」の販売、家賃債務保証範囲の拡大やクレジットカード決済の導入等、不動産管理会社の個別要望に応じた商品 の販売や代理店手数料の引き上げを行ってまいりました。その結果、新規契約件数は前期比5.6%増加し、初回保 証料売上は前期実績を上回る結果となりました。年間保証料売上については当期首における継続契約件数が前期比 において9.7%増加したことに伴い、前期実績を上回る結果となりました。

一方、前事業年度第3四半期から、家賃滞納の回収にあたってコンプライアンスを重視して賃借人の経済環境の 変化等を考慮し、慎重におこなったことにより、回収率が低下し求償債権が増加した結果、貸倒引当金が

1,312,523千円(前事業年度末比58.1%増)と増加しました。

こうした取り組みの結果、当事業年度の経営成績につきましては、売上高は8,022,013千円(前事業年度比 12.4%増)、営業利益は1,168,829千円(同25.1%減)、経常利益は1,263,094千円(同25.7%減)、当期純利益は 632,522千円(同27.7%減)となりました。

※当社は家賃債務保証事業の単一セグメントであるため、セグメントごとの記載はしておりません。  

第5期第2四半期累計期間(自 平成29年2月1日 至 平成29年7月31日)

当第2四半期累計期間におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善が続く中で、政府の経済政策と日銀の金融 緩 和政 策等 を背 景に 、個 人消 費 の緩 やか な持 ち直 しの 動 き や企業 収益 が改 善す るな ど 、 回復 基調が 続いて おり ま す。

住宅市場につきましては、新設住宅着工件数は全体で見ると横ばいの動きを続ける中、貸家着工件数は平成27年 11月以降平成29年5月まで19ヶ月連続の増加の推移でしたが、平成29年6月は20ヶ月ぶりの減少となりました(国 土交通省:平成29年6月分建築着工統計調査報告)。

このような事業環境の下、当社は、不動産会社を中心とした営業活動の推進や自主管理家主にとって利便性の高 いと考えられる「集金代行」と「家賃保証」をセットにしたサービス「家主ダイレクト」の販売拡大に取り組んで まいりました。

また、平成29年5月よりWebで賃貸管理ができる家主専用システム「大家カフェ」のリリースや当社の契約者に 向けた旅行、買い物、飲食、料理レシピ等の情報、及び割引サービスを提供する「入居者カフェ」のサービス提供 を 開 始 し て お り ま す。 こ う し た 取 り 組 み の 結 果 、当 第 2 四 半 期 累 計 期 間 の 売 上 高 は 4, 15 4 ,3 0 7千 円 、 営 業 利 益 は 491,245千円、経常利益は542,638千円、四半期純利益は329,043千円となりました。

※当社は家賃債務保証事業の単一セグメントであるため、セグメントごとの記載はしておりません。  

(15)

(2)キャッシュ・フロー

第4期事業年度(自 平成28年2月1日 至 平成29年1月31日)

当事業年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は、営業活動により88,195千円獲得 し 、 投 資 活 動 に よ り 1 8 2 , 3 2 6 千 円 、 財 務 活 動 に よ り 4 4 1 , 6 5 2 千 円 そ れ ぞ れ 使 用 し た 結 果 、 前 事 業 年 度 末 に 比 べ 535,783千円減少して、1,512,004千円となりました。

当事業年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。  

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

  営業活動の結果得られた資金は88,195千円(前事業年度は1,226,234千円の獲得)となりました。これは主に、 税引前当期純利益1,263,094千円、貸倒引当金の増加482,409千円、前受金の増加202,090千円となった一方で、求 償債権の増加815,699千円、法人税等の支払額1,125,714千円等となったことによるものであります。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

  投資活動の結果使用した資金は182,326千円(前事業年度は161,588千円の使用)となりました。これは主に、無 形固定資産の取得による支出77,233千円、投資有価証券の取得による支出100,020千円等によるものであります。  

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

  財務活動の結果使用した資金は441,652千円(前事業年度は831,728千円の使用)となりました。これは主に、長 期借入金の返済による支出400,000千円等によるものであります。

 

第5期第2四半期累計期間(自 平成29年2月1日 至 平成29年7月31日)

当 第 2 四 半 期 会 計 期 間 末 に お け る 現 金 及 び 現 金 同 等 物 ( 以 下 「 資 金 」 と い う 。 ) の 残 高 は 、 前 事 業 年 度 末 よ り 581,864千円増加し、2,093,869千円となりました。

当第2四半期累計期間における各キャッシュ・フローの状況は以下のとおりであります。  

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

  当第2四半期累計期間において営業活動の結果得られた資金は841,445千円となりました。これは主に、税引前 四半期純利益542,638千円、のれん償却額130,950千円、貸倒引当金の増加額191,503千円、前受金の増加額270,373 千円となった一方で、求償債権の増加額218,813千円、法人税等の支払額193,193千円等となったことによるもので あります。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

  当第2四半期累計期間において投資活動の結果使用した資金は40,056千円となりました。これは主に、無形固定 資産の取得による支出30,532千円等によるものであります。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

  当第2四半期累計期間において財務活動の結果使用した資金は219,524千円となりました。これは主に、長期借 入金の返済による支出200,000千円等によるものであります。

 

(16)

2【生産、受注及び販売の状況】

(1)生産実績

生産活動を行なっておりませんので、該当事項はありません。  

(2)受注状況

受注活動を行なっておりませんので、該当事項はありません。  

(3)販売実績

第4期事業年度及び第5期第2四半期累計期間の販売実績は次のとおりであります。なお、当社は家賃債務保証 事業の単一セグメントであるため、売上科目別に記載しております。

売上科目

第4期事業年度

(自 平成28年2月1日 至 平成29年1月31日)

前年同期比(%)

第5期第2四半期累計期間

(自 平成29年2月1日 至 平成29年7月31日) 初回保証料(千円) 4,663,930 114.5 2,297,101

年間保証料(千円) 3,262,996 109.9 1,790,252

その他売上(千円) 95,086 99.4 66,952

合計 (千円) 8,022,013 112.4 4,154,307

(注)1.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。 2.その他売上は、主に月額保証料であります。

3.主要な販売先については、最近2事業年度等における相手先別の販売実績の総販売実績に対する割合が100 分の10未満のため、記載を省略しています。

 

3【対処すべき課題】

(1) 現状の認識について

当社を取り巻く外部環境では、出生率の低下に伴い、我が国の総人口は、減少しておりますが、賃貸不動産に入 居する単身・夫婦のみ世帯は増加しており、連帯保証を依頼する保証人がいない又は、連帯保証を第三者に依頼し たくない賃借人が増加しているため、今後も家賃債務保証マーケットは拡大していくと考えております。

一方、他社との競合も激しく、価格競争に巻き込まれない対応を図っていく必要があります。そのためには、安 定した新規契約の獲得のための施策として市場ニーズに対応した新商品を継続的に開発・販売するとともに、新た な市場への参入により事業拡大を図り他社との差別化を図っていくことが喫緊の課題であります。

また、IT環境の進展により、家賃債務保証事業の派生サービスへの展開の可能性が高まっていると考えており ます。派生サービスの展開により、会社の永続的な成長基盤を強固にしていく必要があります。

当社は、家賃債務保証という事業の特性から、継続的に家賃を保証し続ける信用力が求められています。 従いまして、当社としては収益力の持続的向上を通じた磐石な財務基盤の確立並びに会社の将来を担っていく人 材の育成を課題と認識しております。

 

(2) 当面の対処すべき課題の内容と具体的な取り組み状況等

① 既存事業領域における安定した新規契約の獲得

激しい競争環境の中では継続的に新規契約を獲得することが課題となっており、そのための施策として、既存代 理店を通じた賃借人の当社家賃債務保証サービスの利用増や新規代理店の獲得等を推進し続ける必要があります。

当社では不動産管理会社等のニーズや業務効率改善に寄与する商品提案、決済業務にかかわる運用をシステム連 携することによる利便性の向上、口座振替による家賃決済や家賃の事前立替払い商品等の提供により、不動産管理 会社等の当社商品利用の促進に努めており、これまでに家賃の集金代行と家賃債務保証がセットになった事前立替 型保証商品「Casaダイレクト」、賃貸物件の仲介をネット上で行うポータルサイト「MAPA」、不動産管理会社 向けに空室物件への入居促進支援を行う「Casaリーシングセンター」等のサービスを開発し、提供を開始している ものの、現地調査を含め当社独自の賃貸物件レポートの作成を行うことで、差別化を図ることをコンセプトとして いる「MAPA」は、当該賃貸物件レポートの登録のために時間を要したため、Web広告等本格的なセールス活動 を行っておりませんでした。そのため今後はWeb広告や動画広告、その他の集客手段を用いてマーケットでの認知 度の向上を図ります。また、「Casaリーシングセンター」は、既存代理店との取引深耕および新規代理店の開拓を 推進する商品として平成29年7月にサービスを開始しておりますが、稼動後間もないことから既存取引先の認知度 も浅く、新規代理店への展開も進んでおりませんので、利用促進のため既存代理店への売り込み及び新規代理店の 開拓を進めてまいります。

上記の活動を推進することで新規契約獲得の増加を図ってまいります。

(17)

② 新たな市場の開拓

不動産管理マーケットは競争が激しく、新たな市場の開拓が課題となっております。家賃債務保証マーケットの 中でも自主管理家主マーケットは競合が少なく未開拓であります。当社は集金代行(事前立替型)、家賃債務保証 及び賃貸物件で孤独死等が発生した場合に備えた保険サービスを組み合わせた自主管理家主向け商品「家主ダイレ クト」、及び「空室対策」×「家賃決済」×「リフォーム」をコンセプトにIT技術を活用した賃貸物件不動産管 理支援サービスシステムの「大家カフェ」を開発し提供を開始しているものの、まだ日が浅く各種媒体を活用した 広告宣伝施策も不足しており自主管理家主の認知度が高まっておりません。よって認知度向上のためのマーケティ ングが必要と考えており、Web広告や動画広告、セミナーその他継続的な集客手段を用いて利用促進を図ることに より、新規開拓を進めてまいります。

 

③ ITプラットフォーム化の推進による事業の育成

不動産管理マーケットは競争が激しく、新規サービスの育成が課題となっております。

当社では、新規サービスとして自主管理家主向けに「大家カフェ」、入居者に対しては旅行、買い物、飲食、料 理レシピ等の情報、および割引サービスを提供する「入居者カフェ」のサービス提供を開始し、自主管理家主、入 居者の満足度向上に努めております。「入居者カフェ」は平成29年5月リリース後、会員数は順調に拡大しており ますが、まだメニュー数は少なく一層の利用者の増加にはサービスメニューの拡大が必要となります。

今後は、不動産管理会社マーケットでの実績を事業基盤とし、自主管理家主マーケットを開拓するとともに、新 規サービスとしてIT技術を活用して、「大家カフェ」の利用者である自主管理家主及び「入居者カフェ」の利用 者である賃借人の入退去情報、支払い履歴等、並びに弊社の代理店である6,910社の不動産管理会社等の取引履 歴、物件情報等の情報を蓄積するDMPプラットフォーム「Casa Cloud」(特許出願済)を活用して賃貸物件を探 したい個人と賃貸物件の空室を埋めたい家主等のニーズのマッチングプラットフォームを構築したいと考えてお り、これに対する新基幹システムの構築を進める方針です。

 

④ 磐石な財務基盤の構築

当社は、家賃債務保証という事業の特性から、継続的に家賃を保証し続ける信用力が求められております。 信用力向上のためには、健全かつ継続的な成長による磐石な経営基盤・財務基盤の構築が重要であると考え、新 規契約獲得による安定した収益確保、蓄積してきた審査データベースを活用した審査体制の強化、債権管理体制の 及びリスク管理体制の強化に加えコンプライアンス遵守の徹底に努めてまいります。

 

⑤ 人材の育成

当社は、行動規範に「お客様の利益を第一に考えお客様の立場にたって業務を考え行う」と規定し、全てのお客 様にご満足いただけるサービスを提供することが重要であると認識しております。

そのためには、多種多様なお客様のニーズに対応するために幅広い知識とスキルを持った人材が必要であると考 えており、反復的な内部研修はもとより外部機関を使った人材育成研修を行っております。

また、行動規範に「法律・規則を遵守するだけでなく倫理・公正・誠実を主軸とする高い社会規範を遵守する」 と規定しコンプライアンス遵守の行動を徹底しておりますが、他社との差別化に寄与し事業の成長を支えるものは 経営資源である人材であると考えているため、今後も引き続き人材の育成に努めてまいります。

 

⑥ 個人情報保護のための対応

当社では、お客様の個人情報を保有しているため、それらの情報の管理が事業の持続可能性を担保するために、 最も重要な要素であると認識しております。当社は、一般財団法人日本情報経済社会推進協会(JIPDEC)より「プ ライバシーマーク」の認定を受けており、お客様の個人情報の機密性を高める施策を講じておりますが、今後事業 が拡大し、規模が拡大するにあたってその管理の質が低下しないよう、規程の厳格な運用を徹底するとともに新基 幹システムの開発による情報管理の強化を図って参ります。

 

(18)

4【事業等のリスク】

以下において、当社の事業、経理の状況等に関する事項のうち、リスク要因となる可能性があると考えられる事項 及び投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項を記載しております。

当社は、これら事項の発生可能性を認識した上で、発生の回避及び発生後の対応に努めるものでありますが、当社 の株式に関する投資判断は、本項及び本書中の本項以外の記載事項も慎重に検討したうえで行われる必要があると考 えております。なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において当社が判断したものであります。  

(1) 景気、賃貸市場の動向等の外部環境による影響

当社は「家賃債務保証事業」を行っているため、家賃の動向、住宅の建設動向、不動産に係る法律・税制の改 正及び人口減少等を背景とした賃貸市場の縮小が生じることにより、当社の業績や財務状況に影響を与える可能 性があります。

 

(2) 各種法規制及び制度等の変更に伴うリスク

家賃債務保証事業については、直接的に規制する法令等は存在していませんが、平成29年10月より国土交通省 により任意の登録制度が発足することが予定されております。今後、この登録制度が条件化されたり、新たな法 的規制の導入や現行の法的規制の改正が行われた場合並びに不動産賃貸業界全般に大きな影響を及ぼすような法 的規制が設けられた場合には、当社の事業展開や当社の業績、財務状況に影響を及ぼす可能性があります。  

(3) レピュテーションリスク

当社は、「住」の確保に貢献することを会社の使命としており、賃借人の生活環境や収入状況の変化がおきた 場合には、約定通りの支払いができるように支払い方法や収入に応じた分割返済の相談にも対応しております。

しかしながら、当社や家賃債務保証業界に対して、コンプライアンス遵守を懸念する否定的な内容の報道や風 評が生じた場合、それが正確な事実であるか否かにかかわらず、当社のレピュテーションに影響を及ぼし、当社 の事業活動に支障が生じることによって、当社の業績や財務状況に影響を与える可能性があります。

 

(4) 災害リスク

当社は全国的に事業を展開しておりますが、主要な営業拠点及びオペレーション部門等の本社機能を東京都に 有 して おり 、 ま た、家 賃債 務保 証 サー ビス の 対象 とな る賃 貸 物件は首 都 圏が 多い 状況 とな って いま す 。この た め 、東 京都 を 中 心とす る 首 都圏に おい て 地 震そ の他の 大規 模 災害 が発 生 し た場 合は、 オペ レー ショ ン 業 務の停 止、システムトラブル等の本社機能に甚大な被害が及ぶ可能性があり、当社の業績や財務状況に影響を及ぼす可 能性があります。

 

(5) 信用リスク

① 代位弁済について

当 社 は 、 保 証 委 託 契 約 を 締 結 し た 賃 借 人 の 家 賃 の 滞 納 が 発 生 し た 際 に 賃 貸 人 に 対 し て 代 位 弁 済 を 行 い ま す が、代位弁 済額を抑制するため、蓄積してきた賃借人 の属性、家賃支払状況等に係る顧客データベースを活用 した属性分析による独自の与信管理体制を構築し、滞納発生を抑えるようにコントロールしております。

しかしながら、国内 外の経済環境や雇用環境等が著しく 悪化し賃借人 の家賃支 払いに影響 した場合、代位弁 済が増加することにより、当社の業績や財務状況に影響を与える可能性があります。

 

② 貸倒引当金について

当社は、求償債権、年間保証料に対し貸倒引 当金を計上 しております。求償債権及び年間保証料に係る貸倒 引当金については貸倒実績率に基づき回収不能見込額を計上しております。

しかしながら、実際の貸倒れが 貸倒引当金額 を大幅に上回り、貸倒引 当金以上 の損失が計上される場合及び 貸 倒 引 当 金 の 計 上 基 準 を 見 直 す 必 要 が 生 じ た 場 合 は 、 当 社 の 業 績 や 財 政 状 態 に 影 響 を 与 え る 可 能 性 が あ り ま す。

 

(6) のれんに関するリスク

第4期事業年度末(平成29年1月31日)における、当社の無形固定資産は4,632,761千円であり、そのうち、 のれんが4,365,016千円を占めており、のれんの効果が発現する期間を合理的に見積り、当該期間にわたり均等 償却しております 。のれんは、旧㈱Casaを吸収合併したことにより発生いたしました 。当該無形固定資 産につ いて減損 が生じていると判断される場合、当社は減損損失を計上する必要があり、当該減損損失の計上は当社 の経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

 

(19)

(7) システムリスク

当社は業務をシステム化しており、システムの安定運用に依拠して審査、保証契約等の管理、債権管理、その 他 各種 運用 及 び お客様 の 個 人情 報の記 録 ・保存 ・ 管理 等 を行 って おり ます 。コ ン ピュ ータ及び ネッ トワ ーク 機 器・回線障害または誤作動、システムプログラムの障害等により、正常な業務運営が妨げられることがないよう に、バックアッププランを含めた緊急時の体制を整えております。また、システム全般に適切なセキュリティ対 策を講じております。

しかしながら、事故、火災、自然災害、停電、人為的ミス、ソフトウェアの不具合及び外部からの不正アクセ ス等により、システムの安定的な運用が困難となった場合、当社の事業活動に支障が生じることによって、当社 の業績や財務状況に影響を与える可能性があります。

 

(8) 情報漏洩に関するリスク

当 社は 、個 人 情報 を 含む 数 多く のお 客 様情 報を 保有 し てお り ます 。当 社 は個 人情 報管 理 シ ス テム構築 の 為、

「 プラ イバ シー マ ーク 」 を取得 し 、個 人情 報漏 洩 の発 生 を防 ぐた めに 、個 人情 報 保護 関連 の規 程・ 細則 を 整 備 し、従業員に対する教育によりお客様情報管理の徹底に努めております。

しかしながら、万が一、個人情報の紛失・漏洩・不正利用及び外部からの不正アクセス等により重大な情報漏 洩等が発生した場合、当社の事業活動に支障が生じることによって、当社の業績や財務状況に影響を与える可能 性があります。

 

(9) 事務リスク

当社は、不正確な事務処理あるいは事故及び不正等によるオペレーション品質の低下を防止するために、各種 規程や業務マニュアルに基づいた事務処理を徹底し、また、各業務をシステム化することにより、人為的ミスの 少ない効率的な事務処理体制の構築に努めております。

しかしながら、事務手続き上の故意または重過失により、事業活動に支障が生じることによって、当社の業績 や財務状況に影響を与える可能性があります。

 

(10)代理店との関係

当社は、代理店を通じて家賃債務保証事業を展開しております。代理店である不動産管理会社等の紹介を通じ て賃借人と締結した契約に基づく売上を計上しているため、不動産管理会社等からの新規賃借人の紹介が何らか の事情で減少した場合、当社の業績や財務状況に影響を与える可能性があります。

 

(11)新規事業について

当社は、事業規模の拡大と収益源の多様化を実現するために、新規事業への取り組みを進めていく方針であり ます。新規事業が安定して収益を生み出すまでには一定の期間を要することが予想され、全体の利益率を低下さ せる可能性があります。また、将来の事業環境の変化等により、新規事業が当初の計画どおりに推移せず、新規 事業への投資に対し十分な回収を行うことができなかった場合、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。  

(12)特定人物への依存リスク

当社事業開始以来の事業推進者である代表取締役社長宮地正剛は、当社事業に関する豊富な知識と経験を有し ており、経営方針や事業戦略の決定など、当社の事業活動全般において極めて重要な役割を果たしております。

当社では過度に同氏に依存しないよう、経営幹部の育成及び権限委譲による体制を構築し、経営組織の強化に 努めております。しかしながら、何らかの理由により同氏の業務遂行が困難となった場合、当社の業績や財政状 況に影響を与える可能性があります。

 

(13)大株主の異動に伴うリスク

当社は、平成25年8月にMBOを目的として設立され、その後旧㈱Casaの経営陣と、アント・キャピタル・パー トナーズ㈱が運用するアント・カタライザー4号投資事業有限責任組合及びCatalyzer Partners IV, GP, Ltd. の運用するCatalyzer Partners IV, L.P.から純投資を目的とした出資を受けております。

本書提出日現在において、アント・カタライザー4号投資事業有限責任組合は当社発行済株式総数の74.4%、 Catalyzer Partners IV, L.P.は10.0%を保有しており、当社の大株主となっています。上場後において当社株 式を売却する可能性があり、上場後の当社株式の需給に影響を与える可能性があります。

 

(14)新株予約権の行使による株式価値の希薄化について

当社は、事業発展のために必要なマネジメント力、コンプライアンスに精通した人材等の確保及び定着を目的 として、取締役及び執行役員に対して新株予約権を付与しております。本書提出日現在、新株予約権による潜在 株式数は512,000株であり、潜在株式を含む株式総数5,712,000株に対し、9.0%にあたります。発行された新株

(20)

予約権の行使により発行される新株は、将来、当社の株式価値の希薄化や株式売買の需給への影響をもたらし、 当社株価の形成に影響を及ぼす可能性があります。

 

5【経営上の重要な契約等】

該当事項はありません。  

6【研究開発活動】

該当事項はありません。  

7【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において当社が判断したものであります。 (1) 重要な会計方針及び見積り

当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。財 務諸表の作成にあたり、資産・負債の残高及び収益・費用の金額に影響を与える会計上の見積りは、過去の実績や 現在の状況並びに現在入手可能な情報を総合的に勘案し、その時点で最も合理的と考えられる見積りを採用してお りますが、実際の結果は見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。

当社の財務諸表の作成にあたって採用している重要な会計方針は「第5 経理の状況」中、「1財務諸表等(1) 財務諸表」の「注記事項」の「重要な会計方針」に記載しております。

 

(2) 経営成績の分析

第4期事業年度(自 平成28年2月1日 至 平成29年1月31日)

① 売上高

当事業年度の売上高は、不動産管理会社等の新規代理店の増加や既存代理店である不動産管理会社・仲介会社 を通じた当社家賃債務保証の利用件数が増加したことにより、前事業年度に比べ882,366千円増加の8,022,013千 円(前事業年度比12.4%増)となりました。

 

② 売上原価及び売上総利益

当 事 業年度の売上 原価は 、前事業 年度 に比べ1,069,768千円増加 の2,622,896千円 ( 同68.9%増 )となり まし た。主な要因は、営業活動により代理店等への支払手数料が148,224千円増加(同23.3%増)、家主が賃借人に 対して提起する明渡訴訟件数の増加に伴い当社が家主に保証する訴訟費用が247,442千円増加(同134.5%増)及 び求償債権が増加し貸倒引当金を積み増したため貸倒引当金繰入額が572,010千円増加(同78.0%増)したこと 等によるものであります。

以上の結果、当事業年度の売上総利益は、前事業年度に比べ187,401千円減少の5,399,116千円(同3.4%減) となりました。

 

③ 販売費及び一般管理費並びに営業利益

当事業年度の販売費及び一般管理費は、前事業年度に比べ204,784千円増加の4,230,286千円(同5.1%増)と な り ま し た 。 主 な 要 因 は 、 人 件 費 が 97 ,1 2 2千 円 減 少 ( 同 4 . 5% 減 ) し た 一 方 、 租 税 公 課 が 61 ,7 85 千 円 増 加 ( 同 25.3%増)、業務委託費が167,345千円増加(同184.9%増)したこと等によるものであります。

以上の結果、当事業年度の営業利益は、前事業年度に比べ392,186千円減少の1,168,829千円(同25.1%減)と なりました。

 

④ 営業外損益及び経常利益

当事業年度の営業外収益は、償却債権取立益が51,072千円減少(同32.2%減)したこと等により、前事業年度 に比べ55,622千円減少の108,605千円(同33.9%減)となりました。

以上の結果、当事業年度の経常利益は、前事業年度に比べ437,735千円減少の1,263,094千円(同25.7%減)と なりました。

 

⑤ 当期純利益

当事業年度の税引前当期純利益は、前事業年度に比べ437,735千円減少の1,263,094千円(同25.7%減)となり、 法人税等合計630,571千円(同23.6%減)を計上した結果、当事業年度の当期純利益は、前事業年度に比べ242,509 千円減少の632,522千円(同27.7%減)となりました。

 

(21)

第5期第2四半期累計期間(自 平成29年2月1日 至 平成29年7月31日)

① 売上高

当第2四半期累計期間の売上高は、既存代理店である不動産管理会社等を中心とした営業活動の推進や自主管 理家主にとって利便性の高いと考えられる「集金代行」と「家賃保証」をセットにしたサービス「家主ダイレク ト」の販売拡大に取り組んだことにより利用件数が増加したことにより、4,154,307千円となりました。

 

② 売上原価及び売上総利益

当第2四半期累計期間の売上原価は、1,498,597千円となりました。主な要因は、営業活動により代理店への 紹 介手 数料 が 減 少した 一方 、求 償 債権 の 増加 に よ り、 貸倒 引 当金 繰入 額 が増 加し たこ と等 によ るも ので あり ま す。

以上の結果、当第2四半期累計期間の売上総利益は、2,655,710千円となりました。  

③ 販売費及び一般管理費並びに営業利益

当第2四半期累計期間の販売費及び一般管理費は、2,164,464千円となりました。主な要因は、人件費及び人 材派遣費用が減少した一方、広告宣伝費が増加したこと等によるものであります。

以上の結果、当第2四半期累計期間の営業利益は491,245千円となりました。  

④ 営業外損益及び経常利益

当第2四半期累計期間の営業外収益は57,921千円、営業外費用は6,528千円となりました。主な要因は、償却 債権取立益が減少したこと等によるものであります。

以上の結果、当第2四半期累計期間の経常利益は542,638千円となりました。  

⑤ 四半期純利益

当 第 2四 半期累 計期 間の税 引前四 半期 純利益 は542,638千円と なり 、 法人税等合 計213,594千円を 計上し た結 果、当第2四半期累計期間の四半期純利益は329,043千円となりました。

 

(3) 財政状態の分析

第4期事業年度(自 平成28年2月1日 至 平成29年1月31日)

① 流動資産

当事業年度末における流動資産の残高は、前事業年度末に比べ75,850千円増加の5,895,938千円(前事業年度末 比1.3%増)となりました。主な要因は、売掛金が74,097千円増加となった一方で、貸倒引当金が481,510千円増加 となったこと、現金及び預金が535,783千円減少となったこと等によるものであります。

当 事 業年度 末の流 動資産 の主な 内 訳は 、 現金及び預金 1,512,004千 円、求償 債権2,602,526千円、 繰延税 金 資産 1,568,157千円等であります。

 

② 固定資産

当事業年度末における固定資産の残高は、前事業年度末に比べ247,461千円減少の5,016,133千円(同4.7%減) となりました。主な要因は、のれんが261,900千円減少したこと等によるものであります。

当事業年度末の固定資産の主な内訳は、のれん(無形固定資産)の4,365,016千円等であります。  

③ 流動負債

当事業年度末における流動負債の残高は、前事業年度末に比べ383,419千円減少の5,142,033千円(同6.9%減) となりました。主な要因は、前受金が202,090千円増加となった一方で、未払法人税等が436,497千円減少したこと 等によるものであります。

当 事 業 年 度 末 の 流 動 負 債の 主 な 内 訳 は 、未 払法 人 税 等 21 7,7 81 千 円 、 前 受 金3 ,80 1, 861 千 円 、預 り金 3 39, 28 8千 円、1年内返済予定の長期借入金400,000千円等であります。

 

④ 固定負債

当事業年度末における固定負債の残高は、前事業年度末に比べ420,714千円減少の634,336千円(同39.9%減)と なりました。主な要因は、長期借入金が400,000千円減少したこと等によるものであります。

当事業年度末の固定負債の主な内訳は、長期借入金600,000千円等であります。  

参照

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